2/21

寺尾千本桜の両側にある権現山と汾陽寺山を周回し、帰りに「温泉・ビール」という計画です。
岐阜バスターミナルで時刻表を調べていると
「武芸川温泉パック(路線バス利用)」というパンフレットを見付けました。
往復バス運賃+入浴代で1800円也
(合計2300円から500円引き)というお値打ちプランです。
ほとんど「オバサン化」している私は即決。
オバサンといえば、先日仕事場に見慣れぬオバサンがビラを配りに来ました。その手のものはすぐゴミ箱行きなのですが、「長良川」「徳山ダム」という字が目に留まり読んでみると、「木曽川水系連絡導水路ー上流分割案」という初めて聞くものでした。興味のある人は一度調べてみて欲しいのですが、長良川河口堰、徳山ダムに続く岐阜県の愚行です。
徳山ダムの水を長良川に流すというのです。
「ナンデ!!」
他に何もない岐阜市だから、
「清流長良川」を誇りに思う人は多いはずです。
また大手ゼネ・・のタクラミでしょう。
恥を知れ!!
8時頃のバスで新岐阜前を出発し約1時間で武芸川温泉ゆとりの湯に到着しました。
バス停で準備をしているとそばに建つ「武芸川ふるさと館」の職員さん?に声を掛けられ
二三言葉を交わしたのですが、「汾陽寺ーふんようじ」を「ふんにょうじ」と呼んでみえました。
「ふんのN」と「ようのYO」をつないで発音されていて「なるほど土地の言葉だ」と思ったのですが、
「ふんにょう」というのはどうもきれいな感じがしません。
私はやはり「ふんようじ」と呼ぶことにします。
温泉の建物から少し西へ行った角に「権現山登山口」という道標があり、
そのまま林道を奥まで詰めていくと林道の曲がり角の登山口に到着しました。(温泉から約20分)
登山道は初め沢沿いに登って行きます。
やがて郡界境界線の尾根に登り上げると感じの良い道になりました。
Webでは「送電線鉄塔巡視路を利用した登山道」となっていたので頭から自転車を諦めていましたが、
いえいえどうして、「・・・何だか行けそうな気がする〜?」 MTB、あると思います!
境界線尾根を辿っていくと、洞集落から上がって来ている鉄塔巡視路が西側から合流します。
私は武芸川温泉スタートなので近い小知野からの登山道を使いましたが、
洞集落からの方が良い道だったのでは?と思います。
しっかりした鉄塔巡視路を進んでいくと権現山の東肩に出ました。
これといった道標は見当たりませんが、西方にある権現山ピークを目指します。
ほどなくして立派な社がある権現山頂上に到着しました。 展望はなく、残念ですがパットしません。
汾陽寺も周回する為早々に下山します。権現山東肩から少し行ったところに分岐があり、そこには目印のテープがたくさん付けてありました。様子を見る為そのまま稜線を辿ってみたのですが、
107番鉄塔を過ぎると次第に道の状態は悪くなってきました。引き返し先の分岐から下りました。
強めの下り勾配ですが、相変わらず良い道です。
106番鉄塔から汾陽寺山が良く見えました。

権現山から鉄塔巡視路を下り、寺尾千本桜の「ふれあい橋」のたもとに出ました。
道の向かい側に渡り、またすぐ鉄塔巡視路の黄色いプレートから登り始めます。
ツヅラ折れを繰り返し登って行くのですが、
汾陽寺山頂上から左右に延びる稜線に上がると緩やかな道になり、
やがて頂上東肩に立つ鉄塔に登り詰めました。今登ってきた権現山が正面に見えます。
鉄塔からは、一瞬ですがかなりの勾配の登りになりました。
しばらくの辛抱でヤブの頂上に到着。
なぜか?三角点の根本がむき出しになっていて痛々しく感じます。
視界もなく、そろそろ「温泉・ビール」も気になってきたのですぐに下山します。
頂上から西に延びる稜線端から郡界境界線を下る予定です。
稜線の道は良かったのですが、境界線下り道はヤブっぽくあまり良い状態ではありません。
麓の汾陽寺が近づくと涸れ沢を行くようになり、煩わしくなりました。
千本桜の「ふれあい橋」から登りだし1時間半で汾陽寺へ下山です。
「温泉・ビール」のため舗装路歩きを頑張り、50分で「ゆとりの湯」に到着。
朝スタートして約5時間で周回できました。
後はバスの出発時間まで思う存分「温泉・ビール」を楽しめます。

公共交通機関利用で、吐くまで飲んでもノープロブレム!(・・・こればっかり、恥を知れ!!)

やまであいましょう。

inserted by FC2 system